場所:福島県南会津郡舘岩村 舘岩川水系ほか
宿泊:会津高原しらかば公園キャンプ場
参加者:TWMC会員12名
スタッフ:協会メンバー9名
今回は、「フライフィッシングと渓流歩きを楽しむ」をコンセプトに講習会(以下、スクール)をして欲しいとの依頼を、在日外国人の方によるアウトドアサークル「TWMC」(Tsukuba walking mountaineeringclub)より受け、それを当会のプランナーがプランニング後、当会に協力を要請するという流れで行いました。
当会は活動事業のひとつである「ガイド、プランナーのサポート」ということで、人員の手配、関係各団体への協力要請。
とにかく初日はできるだけ多くの魚に接してもらおうという考えより桧枝岐C&R区間で実施。
国籍は様々。今回は基本的に英語が話せるスタッフを中心に集めたのですが、実際は言葉の壁は殆ど感じられず、実に楽しくコミュニケーションが図れました。
1:タックルのセット
2:糸の結び方(個人毎に説明イラストを提供)
3:キャスティングレクチャー
(日本スタイルとして菅野ガイドにテンカラの実演。これが大好評!)
4:魚が釣れた場合の対処
5:沢歩きの基本説明・安全確保のための簡易レクチャー
ガイドによる日本式のフライフィッシング、すなわちテンカラのデモンストレーション。
今回は外国人の方ということで、敢えて古来の服装での実施。大好評でした!
ガイド2名による実演。
魚が掛かった場合の対処についてを説明しているところです。ちなみにこの時、ガイドが行なった魚のマネは妙に好評でして、参加者の皆様から、「OSAKANA−SAN(お魚さん)」と呼ばれました(笑)。
ちなみにこの時のポーズが「お魚ポーズ」ということでスタッフを含め、今回、共通のコミュニケーションポーズとなりました。
ここまでが全体でのレッスン
メインガイドが英語での解説・デモを担当をし、スタッフがアシスト。
6:グループ毎に分かれてレッスン。
各グループに英語で説明ができるスタッフを最低1名、その他に数名のアシスタントが付きました。
結果、初めての経験にもかかわらず、数匹のイワナをキャッチ。やり取り中にバラすなども非常に多かったので参加者の方々には楽しんでもらえました。もっとやりたい!という声が多かったですが、川のレギュレーションにより17時までとのことでしたので撤収。
晩は懇親の意味も含めて食事会。当方からはガイド特製の豚汁(とても美味しい!)を、先方からはインド料理が出され、大盛況のうちに閉宴となりました。
天気は生憎の雨でしたが、料理の素晴らしさと楽しい会話で最高に楽しい夜となりました。
優しいランタンの灯り、
美味しいインド料理、豚汁、
国境を越えた出逢い。
「釣り」は共通言語ですね!
当会は全国展開。よって、今回、初顔合わせのメンバーもいました。もちろん、同じ志を持つもの同士すぐに意気投合!
指先に乗る小さなカゲロウ1匹を肴に次々と展開されていくフライフィッシング談義・・。
初日に身に付けた基礎を活かし、この日は渓流歩きを楽しむことをメインにフライフィッシングをやってみよう!ということで、各グループ毎に舘岩川水系の河川の各有望ポイントへ入渓。約4時間弱の釣行を終え、終了。キャッチした数はゼロでしたが、何度も惜しい場面があり、大いに楽しんでもらえました。
2日目は、大自然の中、渓流散歩とフライフィッシングの楽しさを満喫。
何度も無邪気に飛びついてくるイワナに皆で大盛り上がり!
目が覚めるような美しい緑、流れ行く青い水。日本の渓流はなんて綺麗なんだろう、と我々スタッフは改めて感じたのでした。
何としてでも次世代に残したいですね!
キャンプ場へ戻り、昼食をとって閉会の挨拶、終了。
今回は、TWMCの皆様も我々スタッフもテントで野営。
催行中は雨が多かったですが、それを吹き飛ばすくらいの眩しい笑顔がありました。
閉会後、
お魚ポーズで参加者の方と即興のダンス!?で交流を深めました(笑)。
写真右は、当会代表の中村。
最後には、素晴らしい天気に。
木々の緑に、 空の青。
美しい大自然に感謝し、閉幕しました。
以上、記念すべき当会初のイベントは、お陰様をもちまして大盛況のうちに幕を閉じました。参加してくださいましたTWMCの皆様、所属ガイドたち・・そして、漁協の皆様、また見えないところで道具の手配をしてくださった方々にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました!
と、このように当会では、個人、法人、団体を問わず、フィッシングスクールなどのイベント開催の依頼をお受けした場合、派遣できるスタッフを呼びかけるなどのお手伝いをさせていただいております。 ご要望などございましたら何でも結構です。お気軽にお尋ねくださいませ。
お問い合わせは こちらからどうぞ。